灘高の英語入試問題を解いて・・・その②

灘高が東大理Ⅲ、京大医学部に多くの合格者を出すことは知っていたが、灘高のようなハイレベルな入試問題を突破する生徒はどんな大学に進学するのか気になって灘高のHPを調べてみた。国公立医学部合格者の多さ、私立大学合格者の少なさに驚いた。

 

 23年度大学医学部合格実績

   東大17名、京大25名、阪大19名、神戸5名、広島2名、東北2名、北大2名、九州1名

   etc. 国公立医学部合計88名

   早稲田20名(現役1名)、慶応32名(7名)

 

卒業生約220名だから生徒の約40%が国公立医学部へ合格しており、また、現役では早慶はほとんど受験しない。このような学校は全国でも他に例がないでだろう。さすがである。

そいえば以前教えていた生徒のお父さんも灘高出身で医者であった。

 

埼玉の私立中高一貫校もぜひ灘中・灘高の入試や教育の良い点を参考にして欲しいものだ。灘の入試は中学も高校も社会がなく4教科入試である。中学入試の社会で細かな知識を問うことにはあまり意味がないように思える。中学入試では3教科入試の学校がもっとあっても良いと思う。